神覇館過去大会記録

 

神覇館空手機関紙『特報神覇館』における、
全日本大会・世界大会記事の抜粋

 

第5回世界大会

 優 勝  出雲 将敬(28)〈日本〉
 準優勝  篠 啓次郎(28)〈日本〉
 第3位  不動 暁(23)〈日本〉
 第4位  ドン・オスメント(29)〈アメリカ〉
 第5位  松久 吉成(29)〈日本〉
 第6位  ドミトリー・イワノフ(30)〈ロシア〉
 第7位  隠岐 一郎(26)〈日本〉
 第8位  丹羽 望(25)〈日本〉

かつてなく世界王座の海外流出の危機が叫ばれていた第5回世界大会であったが、蓋を開けてみれば、表彰台を日本勢が独占する結果となった。優勝は出雲将敬(28)、準優勝は篠啓次郎(28)となり、長年のライバル関係に終止符を打った。総本山内弟子の不動暁(23)が世界大会初出場で第3位、アメリカ支部のドン・オスメント(29)が第4位。隠岐一郎(26)は二回目の世界大会出場で、第7位につけた。

 

 第24回全日本大会

 優 勝  松久 吉成(30)
 準優勝  不動 暁(24)
 第3位  丹羽 望(26)
 第4位  高松 雄二(23)
 第5位  野口 正徳(24)
 第6位  雨宮 統司(26)
 第7位  浜本 悟(26)
 第8位  隠岐 一郎(27)

全日本王者を目されていた不動暁(24)を決勝戦で退け、全日本常連の松久吉成(30)が初優勝!不動の同期で総本山内弟子を卒業した野口正徳(24)が第5位で全日本初入賞を果たした。雨宮統司(26)は第6位、第5回世界大会入賞の隠岐一郎(27)は第8位であった。

 

第25回全日本大会

 優 勝  雨宮 統司(27)
 準優勝  不動 暁(25)
 第3位  松久 吉成(31)
 第4位  浜本 悟(27)
 第5位  小林 重孝(29)
 第6位  五十嵐 徹平(24)
 第7位  隠岐 一郎(28)
 第8位  石原 大(25)

雨宮統司(27)が全日本王者に!不動暁(25)は準優勝となりまたも王座には届かなかった。前回王者の松久は第3位。不動の後輩にあたる総本山内弟子の五十嵐徹平(24)は第6位。隠岐一郎(28)はまたも力出し切れず第7位に甘んじた。

 

第26回全日本大会

 優 勝  不動 暁(26)
 準優勝  雨宮 統司(28)
 第3位  五十嵐 徹平(25)
 第4位  隠岐 一郎(29)
 第5位  近藤 栄(27)
 第6位  上木 章吾(31)
 第7位  鎌田 良明(23)
 第8位  高松 雄二(25)

不動暁(26)が前年度王者雨宮統司(28)を決勝で破って全日本初制覇!五十嵐徹平(25)は初の表彰台となる第3位。体調のすぐれない隠岐一郎(29)であったが、第4位に食い込んだ。来年度開催される第6回世界大会出場の切符を入賞者8人が手に入れた。

 

第6回世界大会

 優 勝  隠岐 一郎(30)〈日本〉
 準優勝  不動 暁(27)〈日本〉
 第3位  ミハイル・ゲルツエン(22)〈ロシア〉
 第4位  カルロ・バルボッサ(25)〈ブラジル〉
 第5位  雨宮 統司(29)〈日本〉
 第6位  五十嵐 徹平(26)〈日本〉
 第7位  レオナルド・フェルナンデス(16)〈ブラジル〉
 第8位  ドン・オスメント(33)〈アメリカ〉

隠岐一郎(30)がまさかの世界王者に!四年に一度の世界大会に標準を絞って稽古を積んできたという隠岐は、全日本優勝を経験していない唯一の世界王者となった。決勝を争ったのは、総本山で隠岐の後輩にあたり、前年度全日本王者の不動暁(27)。試合後笑顔を互いをたたえ合う二人の姿が印象的であった。第3位はロシアのミハイル・ゲルツェン(22)が海外勢初の表彰台。ブラジルのカルロ・バルボッサ(25)が第4位となり、海外勢進出がいよいよ本格的となってきた。雨宮統司(29)が第5位。五十嵐徹平(26)は第6位。ベテランでアメリカ支部のドン・オスメント(33)は第8位につけた。カルロの弟子で、ブラジルのレオナルド・フェルナンデス(16)は、第7位となり若干16歳での入賞。大会前、神覇館館長の神から「不動と並ぶ逸材」と評されていたレオナルドは、四年後の第7回世界大会において日本にとっての大いなる脅威になるだろう。

 

第28回全日本大会

 優 勝  不動 暁(28)
 準優勝  五十嵐 徹平(27)
 第3位  荻野 鉄哉(25)
 第4位  高島 武史(23)
 第5位  山形 亮一(24)
 第6位  浜本 悟(30)
 第7位  長谷川 信之助(22)
 第8位  梶 雅秀(23)

不動暁(28)が二度目の全日本王者に!五十嵐徹平(27)は準優勝となった。今大会は、この二人の圧倒的な強さが目立った大会であった。世界大会を機に引退をするベテランも多く、入賞者の顔ぶれも新しいものとなった。

 

第29回全日本大会

 優 勝  不動 暁(29)
 準優勝  五十嵐 徹平(28)
 第3位  梶 雅秀(24)
 第4位  伊藤 崇志(24)
 第5位  角 正寛(23)
 第6位  栗林 一陽(25)
 第7位  荻野 鉄哉(26)
 第8位  秦 英介(21)

不動暁(29)が全日本二連覇!全日本連覇は、第21・22回全日本大会を制した篠啓次郎以来の快挙である。準優勝は、昨年度と同じく五十嵐徹平(28)となった。第3位には、梶雅秀(24)が入り、初の全日本表彰台入りを果たした。

 

第30回全日本大会

 優 勝  不動 暁(30)
 準優勝  五十嵐 徹平(29)
 第3位  福元 靖久(24)
 第4位  野沢 勉(26)
 第5位  荻野 鉄哉(27)
 第6位  梶 雅秀(25)
 第7位  下村 秀樹(22)
 第8位  大岩 和雄(24)

不動暁(30)が前人未到の全日本三連覇!まさに名前の通りその地位を『不動』のものとした。決勝で涙を呑んだのは、またも五十嵐徹平(29)であった。第3位には今年夏に行われた第15回体重別全日本大会中量級王者の福元靖久(24)が入った。大阪支部の下村秀樹(22)が第7位。鹿児島支部の大岩和雄(24)が第8位となり、地方支部の若手の台頭が目覚ましい大会となった。今大会で入賞した者には、来年度開催される第7回世界大会出場資格が与えられる。

 

第7回世界大会

 優 勝  不動 暁(31)〈日本〉
 準優勝  五十嵐 徹平(30)〈日本〉
 第3位  レオナルド・フェルナンデス(20)〈ブラジル〉
 第4位  リチャード・カールトン(24)〈アメリカ〉
 第5位  福元 靖久(25)〈日本〉
 第6位  カルロ・バルボッサ(29)〈ブラジル〉
 第7位  梶 雅秀(26)〈日本〉
 第8位  ミハイル・ゲルツエン(26)〈ロシア〉

不動暁(31)が世界王者に!全日本三連覇と合わせ四年連続の王座を獲得した不動は、神覇館史上最最強と言っても過言ではないだろう。準優勝は五十嵐徹平(30)。不動の背中を追い続けた四年間であった。第3位には、ブラジルのレオナルド・フェルナンデス(20)。絶対王者の不動と準決勝でぶつかったレオナルドは、本大会不動を最も追いつめた存在となった。第4位には、総本山で内弟子修業を積んでいたアメリカのリチャード・カールトン(24)。第5位には、福元靖久(25)。第6位には、前大会4位のカルロ・バルボッサ(29)。第7位は、梶雅秀(26)。第8位は、前大会第3位、ロシアのミハイル・ゲルツェン(26)が入った。入賞者の半分を海外勢が占めた今大会。いよいよ日本人による世界大会王座死守が危ぶまれる時代に突入した。

 

第32回全日本大会

 優 勝  五十嵐 徹平(31)
 準優勝  レオナルド・フェルナンデス(21)
 第3位  下村 秀樹(24)
 第4位  大岩 和雄(26)
 第5位  辻 巧(24)
 第6位  相馬 清彦(20)
 第7位  福元 靖久(26)
 第8位  梶 雅秀(27)

五十嵐徹平(31)が念願の全日本王者へ!絶対的王者の不動の存在により、長い間辛酸をなめつづけてきた五十嵐がついに全日本優勝。しかし、その代償は大きかったかもしれない。決勝戦でぶつかったのは、前年度に行われた第7回世界大会において第3位に輝いたブラジルのレオナルド・フェルナンデス(21)。外国人が全日本大会の決勝戦に勝ち上がるという状況に会場内は騒然とした雰囲気に包まれていた。悲壮感漂う五十嵐は、レオナルドと激戦を演じ、本戦3分、延長戦2分、再延長戦2分でも決着が付かず、板割判定に突入した。7枚という驚異的な枚数を割ってのけ、優勝した五十嵐であったが、右拳・手首を酷く骨折し、来年度以降の活躍が絶望的となった。第3位には、大阪支部の下村秀樹(24)。第4位には、大岩和雄(26)。第5位には、第17回体重別全日本大会軽量級王者で横浜道場の辻巧(24)が、全日本史上初の軽量級による入賞を果たした。第6位には、高校生大会を三連覇し一躍名を馳せた、第17回体重別全日本大会中量級準優勝の相馬清彦(20)が入った。

 

第33回全日本大会

 優 勝  大岩 和雄(27)
 準優勝  下村 秀樹(25)
 第3位  富永 速人(26)
 第4位  辻 巧(25)
 第5位  相馬 清彦(21)
 第6位  ドナルド・テイラー(29)
 第7位  亀井 陽之(26)
 第8位  窪田 紀明(22)

大岩和雄(27)がライバル下村秀樹(25)を決勝戦で下し全日本王者に!第5位には、第18回体重別全日本大会王者に輝いた相馬清彦(21)。第6位には、第7回世界大会でベスト32に入ったドナルド・テイラー(29)。前年度王者の五十嵐徹平(32)は、怪我が完治しないまま出場し、一回戦で敗退した。しかし、その雄姿に会場からは大きな拍手が鳴り響いた。

 

第34回全日本大会

 優 勝  下村 秀樹(26)
 準優勝  大岩 和雄(28)
 第3位  梶 雅秀(29)
 第4位  相馬 清彦(22)
 第5位  辻 巧(26)
 第6位  野沢 勉(30)
 第7位  五十嵐 徹平(33)
 第8位  滝本 一馬(27)

下村秀樹(26)が大岩和雄(27)に前年度の借りを返し、全日本王者に輝いた!準決勝では、第4位となった相馬清彦(22)が試合中ヒートアップし、下村の胸倉を掴むというハプニングが起こり、厳重注意を受けた。夏の第19回体重別全日本大会で軽重量級第4位に入り復活した五十嵐徹平(33)は、今大会でも勢い止まらず第7位に食い込み来年度の世界大会への切符をもぎ取った。

 

第8回世界大会

 優 勝  レオナルド・フェルナンデス(24)〈ブラジル〉
 準優勝  アレキサンドル・マレンコフ(26)〈ロシア〉
 第3位  リチャード・カールトン(28)〈アメリカ〉
 第4位  ミハイル・ゲルツエン(30)〈ロシア〉
 第5位  相馬 清彦(23)〈日本〉
 第6位  カルロ・バルボッサ(33)〈ブラジル〉
 第7位  ヴィクトール・ファオロ(22)〈ブラジル〉
 第8位  アルベルト・ブルクハルト(24)〈スイス〉

ブラジルのレオナルド・フェルナンデス(24)が外国人初の世界王者に!ついに新時代に突入!長年日本が死守してきた世界王座をブラジルに奪われることになった。準優勝は、ロシアのパワーファイター、アレキサンドル・マレンコフ(26)。第3位は、前大会第4位であった、アメリカのリチャード・カールトン(28)。第4位は、前大会第8位のロシアのミハイル・ゲルツェン(30)。第6位には、ブラジルのベテラン、カルロ・バルボッサ(33)。第7位には、レオナルドの後輩、ブラジルのヴィクトール・ファオロ(22)。第8位には、スイスのアルベルト・ブルクハルト(24)が入った。第5位は、今大会唯一の日本人入賞者となった、相馬清彦(23)。準決勝でのレオナルドとの壮絶な打ち合いには、会場内から大きな歓声が上がった。試合後、檀上の下で普段勝気な相馬が、前世界王者の不動の前で泣き崩れる場面があった。

 

第36回全日本大会

 優 勝  志賀 創二(21)
 準優勝  下村 秀樹(28)
 第3位  相馬 清彦(24)
 第4位  大岩 和雄(30)
 第5位  辻 巧(28)
 第6位  豊田 祐樹(23)
 第7位  富永 速人(28)
 第8位  ボブ・フィールド(24)

横浜道場の志賀創二(21)が全日本大会初出場にして初優勝!相馬清彦(24)と同様に、高校生大会を三連覇し、今年夏の第21回体重別全日本大会で軽重量級王者となった志賀創二は、決勝戦で強豪下村秀樹(28)を下し優勝した。期待されていた昨年度の第8回世界大会において唯一の日本人入賞者であった相馬は、またもや下村の牙城を崩すことができず準決勝で敗れ第3位に甘んじた。第4位は、大岩和雄(30)。第5位は、今年の第21回体重別全日本大会において脅威の軽量級5連覇を達成した辻巧(28)。第8位は、第8回世界大会でベスト32に進んだボブ・フィールド(24)。

 

~ もがけ青春 本編へ続く ~

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