あとがき

 

「もがけ青春」をお読みいただき、
本当にありがとうございました。

当作品をお読みいただいている皆様のお蔭で、
ようやく作品を完成させることができました。

 

作品を書き始めたのが、2009年から。
その後、サイトに公開開始したのが2013年の1月。

サイト公開当初から読んでいただいていた方には、
完結まで、3年以上もお待たせすることになってしまいました。

 

気分的に作品に向き合えない日も多々あり、
半年以上、1話も更新しない時期もありました。

ページが更新されているかどうか、一日に何度も
見に来ていただいた方も多くいらっしゃるようです。

そのような読者様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

この「あとがき」では、そんな私の懺悔の気持ちも含め、
当作品にまつわる裏話などをさせていただければと思っています。

 

 

空手と私

もともと私は、学生時代に空手をかじっており、
かつ大の空手ファンでもありました。

格闘技専門店で空手に関するビデオを借りては
飽きずに何度も繰り返し見る。

そんな毎日を繰り返していました。

 

その後、紆余曲折がありながら
なんとかかんとか、社会人となることができました。

しかし、日々のあまりの忙しさに、
空手からは遠ざかってしまいました。

 

あんなに愛していた空手に打ち込むことが出来ない。

一日の大半を空手に注いできた私にとって、
空手に接することができなくなることは
生きがいを失うことと同等でした。

 

そんな日々が続く中、自我を保つためなのか、
頭の中に「もう一つの私」が誕生しました。

もう一人の私は、空手に没頭します。
大きな大会でも活躍します。

歓声を浴び、優越に浸ります。

気が付くと「もう一人の私」の妄想にとらわれている私がいました。

 

 

「もげけ青春」が生まれるきっかけ

そんなある日のことです。

朝起きると猛烈に会社に行きたくない。

むしろ、何となく「行ってはいけない」と言われているような。
そんな日がありました。

「ちょっと体調が悪くて」
嘘をついて、会社を休みました。

しかし、別に体調が悪いわけではありません。

 

私は、行きつけの喫茶店に向かいました。

アイスコーヒーを飲みながら、
いつものように「もう一人の私」の活躍を楽しんでいました。

その時、ふと思いました。
「これって、小説になんないかな?」

私は、携帯電話を取り出し、
メモに空手の小説のプロット(話の筋)を
打ち込み始めました。

 

気が付いた時には昼過ぎ。

数時間もガラケーに向かって、
文字を打ち続けていたようです。

 

その時にまとめたプロットが、
この「もがけ青春」の原型です。

大筋は変えずに作品化しました。

 

トーナメント表について

さて、私が作品を作り上げていく上で、
最高に時間がかかったのが各大会のトーナメント表です。

あなたは見てくれていますか?
見てない・・・・・・うわーん!

 

さて、このトーナメント表ですが、
実によく出来ているんですよ(自画自賛)

前年のトーナメントである程度勝ち上がった選手は、
次年度シード的位置に配置されていたり、
ひそかに階級を変更している選手がいたり。

また、太郎やロベルト、高畑以外にも
初心者大会や東京都大会などに出場していた選手が、
将来的に世界大会に出場するようになっていたり、と。

 

一番のポイントは、いたずら的名前の選手です。

その一例をあげてみます。

 

桑原 怜健
・・・幽遊白書好きでした。

土田 抜軍
・・・今ではピンで活躍してらっしゃいます。

川瀬 輝緑
・・・the brilliant green。私の歌姫です。

宮沢 七戦
・・・ぼくらの七日間戦争。懐かしいです。

玉葱 剣士朗
・・・FINAL FANTASY III。ラストダンジョン長過ぎです。

イガー・コーテル
・・・餃子の王将。おいしい。いつも、お世話になってます。

 

他にもたくさんありますので、
是非、探してみて下さい。

自分で、何のモジりか忘れたものもありました(笑)

 

驚きました

さて、分かる方にはバレバレだと思いますが、
私の作品は極真空手の影響を色濃く受けています。

そんな私が本作品を書いていて、一番驚いたこと。
それは、第40回全日本大会の場面を書いていたときに起こりました。

内容としては、相馬清彦が弟子のロベルト・フェルナンデスに敗北し、
全日本大会において、初の外国人王者が誕生するというもの。

本作品の大きな分岐点になる場面です。

このシーンを書いたのが、2010年の11月19日。

実は、この翌日以降、11月20日と21日に、
国際空手道連盟極真会館(松井章圭館長)の
「第42回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」
が開催されました。

そして、なんと、この大会でロシアのタリエル・ニコラシビリ選手が優勝し、
史上初めての外国人による全日本王者が誕生したのでした。

私は実際に会場に見に行っていたのですが、驚きました。

自分が書いていた時は、
「ちょうど明日から全日本大会だなあ」
くらいにおもっていたのですが。

こんな偶然があるんだな、と思いつつ、
この作品には何かあるかもしれないと、
少し神がかったものを感じもしました。

 

最後に

このようなまとまりのない「あとがき」まで
お読みいただいて、ありがとうございました。

今、再度本作品を読み直しているのですが、
誤字脱字やわかりにくい表現が散見されます(涙)

そのため、文章などは今後も少しずつ変わると思いますので、
ご了承ください。

 

また、放送禁止になるようは表現や、
読んでいて辛くなるような場面もなかったと思います。

なので、ご家族の方やお知り合いの方で、
将来に悩まれている方や
空手を頑張っている方がいらっしゃれば
是非、本作品をお勧めしてみてください。

何か、心の支えになるようなことが
あるかもしれません。

 

最後までお読みいただいて、
ありがとうございました。

また、お会いしましょう。

 

うみのぺこ

 

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